2018-07-11 猫とは街中のペットショップではなく、保護カフェで巡り合いたい

保護猫カフェとは、通常の猫カフェと同じように、一定の料金を払って猫との触れあいを楽しめる場所です。
では何が違うのかというと、文字通りここには保健所、愛護センター、行政などから殺処分などをまぬがれて引き取られた猫達が暮らしているということです。
環境省によると各都道府県にある動物管理センターという、猫を引き取る施設の殺処分数は年々減少しているということですが、それでも2016年度を例にすると成猫、子猫を含めて45、000頭以上が殺処分されている悲しい現状です。
保護猫カフェはそんな状況をまぬがれてここにやってきた猫と人間との出会いの場であるだけでなく、過剰な繁殖、去勢手術、予防接種、完全室内飼いの必要性など殺処分される猫が少しでも少なくなるように活動したり、各地で猫の譲渡会なども開催しています。


東京都内や埼玉、そのほかにも他県など保護猫カフェは各地にあります。今回はその中の一部を御紹介したいと思います。
まず、埼玉県川越にあるのが保護猫カフェ「ねこかつ」さんです。
「ねこかつ」という名前は婚活や就活と同じぐらいこの言葉も広まってほしいという思いの元に名づけられています。
ねこかつさんでは仲良くなった猫ちゃんと飼い主さんが本当にマッチングできるか、一緒に暮らす短い期間を設け、その上でその猫とくらしたいという人には猫を譲り渡しています。もちろん、譲り受けるにはきちんと責任を果たすという約束の書類も書かなくてはいけません。
また、ねこかつさんは、動物愛護にも力を注いでいるようで、毛皮を着用している人などその現状を知らない人はお断りしています。
他にも東京都内には東京キャットガーデン、ネコパブリックなどたくさんの保護猫カフェが存在しています。
ちなみに猫カフェは譲り受ける目的だけでなく、猫とふれあいに行くだけでもOKです。
猫カフェで支払われたお金は、保護猫カフェの猫の病気や怪我などの治療の他、その他の猫の保護活動などに活かされます。


猫だけでなく犬やうさぎなど他の動物も保護される対象

上記では猫の保護カフェを御紹介しましたが、同じように犬の保護カフェもたくさん存在し、啓蒙活動や飼い主との出会いの場となっています。
また、他の小動物についても、ネット上で保護カフェと同じようにうさぎの譲渡の活動をされている方などがいます。
他にもネットで検索するだけでも飼い主のいない動物を紹介しているサイトは数多く見られます。
以下参考サイトに保護猫カフェや譲渡情報を載せておきましたので、動物を飼いたい方は参考にしていただければと思います。
譲渡や保護カフェで譲られることが多くなり、動物の命が1匹でも助かる風潮が広まってほしいと感じています。

参考サイト

http://cafe-nekokatsu.com/
http://mimipik.com/interview/1134/
http://yazawa-sonoko.com/2015071701/

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来店するだけで猫達のためになる 人と行き場のない猫達を繋ぐ保護猫カフェ by スペクトル(CW)

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